【学生必見!】おすすめ暗記法紹介

2023.07/02

こんにちは!明智です!

文系でも理系でも、受験勉強に暗記は欠かせませんよえね。

英語や古典ではある程度のことを記憶していないと、問題を解くというステージに立つことすらできません。

このように大切な「暗記」ですが、正しいやり方を身につけずに我流でやってしまって、効率的に学習を進められなかったり、暗記にマイナスなイメージを持ってしまったりする人は多いです。

今回の記事では暗記が苦手だなと思っている人に向けて、おすすめの暗記法を紹介します。暗記が得意な人も、この記事を参考に自身の暗記法をアップグレードしてください!

「確実に」覚える!

暗記で最も大切なのは「覚える」ことです。
当たり前ですが、単語帳を読んだだけで満足している人は、案外見受けられます。

クイズ形式で覚える

暗記において大切なことの1つが、自分が覚えられたかどうかを確かめるという作業を学習の中に取り入れることです。それにはクイズ形式で覚えるというやり方が最適です。

例えば、英単語帳で学習する場面を考えてみましょう。
漫然と読んでいるだけでは、自分がその単語を覚えられたかどうかわかりませんよね。

そこで全ての単語について意味の部分を赤シートで隠して、自分で一旦考えてから答えを確認するという作業をしてみましょう。意味がわからなかった単語にはチェックを入れておきます。

こうすることで、学習を終えた段階でどの単語の意味を覚えていたかどの単語の意味を覚えていなかったかが一目瞭然です。次に同じパートを復習するときは、意味がわからなかった単語だけ復習すれば良いので効率的です。

また、クイズに答えるという作業は能動的なので、漫然と読むより集中力が上がり、単語を覚えやすくなるという利点もあります。

さらに、未習分野に取り組むときは先に練習問題を解いてみることで学習が全て終わった時に身につきやすくなっているという研究結果もあります。
セクション終わりに練習問題がついている類の単語帳を使っている人は、ぜひ実践してみてください。

印象を強くする

覚えるという作業では、脳に「これは重要な事柄だ!」と思ってもらうことが大切です。覚えるべきものをいかに印象深く捉えられるかが重要なのです。

簡単に実践できるのは音読です。
視覚だけでなく、聴覚も刺激することができれば印象が強くなります。

また、英単語を音読しようとすると、発音の仕方を理解しないといけないので、発音記号を確認する癖をつけることができます。

多くの神経を刺激する方法として、「書いて覚える」という方法もありますが、時間対効果が悪いのであまりお勧めはしません。

また人間の脳は、単純なところもあって、小さいものより大きいものの方が重要だと思いやすいので、暗記ノートみたいなものを作るときは大きな文字で書くことをお勧めします。

さらに、覚えるべきものを何度も見ることによって脳はそれを重要なものと認識します。
暗記は反復が重要だと言われるのはこのためです。

例えば、100個の単語を10日間で覚えようとするとき、1日10個ずつみっちり覚えるよりも、1日100単語に軽く目を通す方が圧倒的に覚えられる単語の個数が多くなります。

習慣化する

英単語や古文単語など、覚えるものの総量が多いものは継続的に暗記に取り組むことが重要です。そのためには「習慣化」が欠かせません。

いつやるかを明確に

例えば、「今日は英単語帳を1セクション進める」と決めたとしましょう。
しかし、暗記物の勉強は腰を据えてやるようなものではないので、後回しにしていたら、布団に入った頃に「そういえば、やっていなかった」となりがちです。

そうならないためにも、暗記物をいつやるかは明確にしておきましょう。
「通学中に電車の中でやる」や「寝る前30分にやる」などと決めたら、なるべく毎日それを続けるようにしましょう。それが習慣化の第一歩です。

生活の中に取り入れる

「通学中に電車の中でやる」や「寝る前30分にやる」といった計画には、共通点があります。それは、日々の生活習慣暗記物をやるという行為をリンクさせている点です。

単に「10時から11時の間にやろう」と決めるだけでは、家事や他の勉強の都合で暗記物をできないということが起きやすくなります。

生活習慣に伴って暗記物をやると決めることで必ず暗記物をやる時間を確保できるようになり、習慣化しやすくなります。

そうして習慣化してしまえば、やがて暗記物をやるに当たって「勉強している」という意識が薄れてきます。
つまり歯を磨くように暗記物をすることができるようになるのです!

暗記は他の勉強よりも地味で苦痛に思いがちなので、このように心理的負担を減らすことができれば、他の勉強により集中して取り組むことができるようになります。

寝る前&起床後がオススメ!

暗記を生活の中に取り入れるに当たって私がおすすめするのが、暗記は寝る前と起きた後にすることです。

人間の脳は寝ている間にその日起こった出来事を整理します。寝る前に暗記物をすると、その記憶が真っ先に整理されることになり、記憶に定着しやすいと言われています。
そして、朝起きたら寝る前にやった暗記物の復習をしましょう。有名なエビングハウスの忘却曲線にも示されている通り、新しく知識を取り入れたらできるだけ早く復習をすることで覚えやすくなります。

私が受験生の時は、寝る前に英単語帳を1セクション進めて、朝起きたら、知らなかった単語、意味がわからなかった単語を中心にもう一度クイズ形式で見直していました。

まとめ

この記事ではおすすめの暗記法を紹介しました。

最後に、今回の記事で一番大事なポイントはこちらです。

  • 暗記の合言葉は「確実に」と「習慣化」

いくら自分なりに効率的な暗記法を追い求めても、継続して確実に覚えようとしなければ実を結びません。焦らず地道に知識を増やしていきましょう!

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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